ニュージーランドは、日本から南へ直行便で約10時間およそ9,000km彼方の南太平洋に位置し、国は南北に大きな二つの島、北島と南島、そしてそれを囲む幾つかの小さな島々からなっています。北島は丘陵地帯、南島は山脈地帯に覆われ、総面積の約268,000㎢は、北海道を除いた日本の面積とほぼ同一です。ニュージーランドは、日本同様に火山国ですので各地で温泉が湧き、北島には地熱発電所もあります。また、大陸から離れ孤立した島であった為、鳥の天敵となる哺乳動物が侵入できず生存していなかった為に翼が退化し飛べなくなった鳥が多く生存しています。その代表的なものが、国鳥であるKiwiでニュージーランド人のニックネームの由来となっています。
今からおよそ1,000年前に、ポリネシア人達がタヒチの周辺の島々から星を頼りに大型カヌーでニュージーランド北島に移住し始めました。彼らがこの国の先住民族マオリの祖先です。彼らの言い伝えによると、タヒチの南に位置していた彼らの故郷ハワイキを後に、一人の男とその妻が星を頼りに航海用カヌーで長い航海の末、この新天地アオテアロア、マオリ語で“長く白い雲がたなびく地”、 に辿り着きました。彼が伝説の人“クペ”であり、彼の発見によりマオリ族の歴史が始まります。後のヨーロッパ人の歴史は、1642年オランダ人アベル・タスマンがこの島へ偶然に寄港したのが始まりです。その時、彼の部下がボートで上陸を試みた際、土地のマオリ族の襲撃に遭い、数人の部下が殺害されてしまいました。その結果、アベル・タスマンは、この地に一度も足を踏み入れずに去ってしまいましたが、彼がこの地をオランダ語で“ニュージーランド”と命名したのが国名の始まりと言われています。それから約一世紀後の1769年に、イギリス人探検家キャプテン、ジェームスクックによりこの国が再発見され、これを機にイギリス人の移民が始まりました。その後、マオリ人同士の部族間やマオリ族とイギリス軍隊との幾度にわたる戦争の末、1840年に両者の間で初めてWaitangiの地で条約が調印され、ニュージーランドは正式にイギリスの統治国となりました。Waitangi条約が調印された2月6日は、ニュージーランドの建国記念日となっています。
日本とそれほど変わりませんがスーパーでの特に食料品は安めです。衣料品は、質の割には高めですので日本からお持ちになるよう心がけてください。
シェア、アパート賃貸につきましては、宿泊先をご覧ください。
カフェでのコーヒー 1カップ | $6.00 |
食パン 750g | $4.50~ |
ミルク 1リットル | $2.50 |
お米 1kg | $3.75 |
バナナ 1kg | $3.00~ |
サーロインステーキ 1kg | $30.00~ |
卵 1ダース | $3.80~ |
金融機関のサービス以外には、15%のG.S.T(Goods and Services Tax)と言う消費税がほとんどのものに含まれています。
主要都市や観光地の至る所でWi-Fiが利用でき、多くのカフェでも同様に利用できます。モービルコンピュータは、海外で使用できる240ボルトの電圧対応デザインになっているため、ニュージーランドの電気プラグ用に変換アダプターを装着するだけで使用できます。ニュージーランド用のアダプターは、日本で入手できますが、この国の電気店でも安く購入できます。